各種データ

 集計

キャラクターの登場回数や言動などに関して集計してみました。大きく分けてキャラクターの登場回数と舞台の登場回数を数えた「基本的集計」と、「その他の集計」(現状、メインキャラの言動に関する事項のみ)に分かれています。

基本的集計

キャラクター登場回数と舞台登場回数を調べてみました。数え間違いや見落としの可能性などの問題がありますが大まかな傾向としてご覧頂ければと思います。なお、扉絵だけに登場する人物はそのエピソードの登場人物にはカウントしていません。

☆第1巻
おやじは存在感がありますが、思ったよりは登場回数は少なめでした。

アジト内しか映っていない時はアジトのみカウントし、上野公園はカウントしていません。移動の場面で少し映っただけの場所を登場舞台に含めるか、交番や動物園などは上野公園から独立させて数えるべきかなど、数え方の基準からして難しい部分がありますが、現状、上野公園と公園内の施設は区別せず数えています。


☆第2巻
2巻でも斎藤の登場回数は多いです。おやじについてはやはり意外と少ないという印象です。


公園内の施設も「上野公園」の回数に含んでいるという要因もありますが、公園の登場回数が多いです。


☆第3巻
2巻までは登場回数が多かった斎藤ですが、3巻では他の人物と大差ない回数となりました。

夏祭りの回である第28話ではアジトにも公園にも行っていませんでした。



☆第4巻
ののかの登場回数が多くなりました。モノクロ大佐はアジト内でのんびりしているという形での登場が多いです。

アジトの登場回数が思ったよりは少なめでした。



☆第5巻
僅差ですがののかの登場回数が多いです。

アメ横の登場回数がやや多くなっています。



☆第6巻
ほぼ全員1~2回であり、斎藤は3回登場してはいますが、初期のように突出して出番の多い人物はいないと言えます。


上野を飛び出し日暮里初進出。やはりアジトと公園は回数が多めです。52話ではパンダ橋など上野駅付近には来ていますが、上野駅そのものには立ち寄っていないものとしています。



☆第7巻

1度しか登場していない人物が多く見られます。一方でカラーズの3人しか登場しない回が少ないという傾向は初期から同じです。

アジトや公園が多い一方で上野駅には一度も訪れていません。「その他」の場所は第6巻では4回訪れていますが、第7巻では1回も訪れていません。アメ横のドラッグストアを訪れt事を除けば、普段と違う場所には行っていません。




☆第8巻

斉藤とさっちゃん母、大佐は3回ずつ登場していますが、カラーズしか登場していない回も多くありました。ももかは雑誌掲載時には登場しておらず、その事に気付いた作者によって単行本化の際に描き足されています。

アジトや公園での活動が中心となっていますが、これまで描かれる事の無かった通学路も訪れています。









その他の集計

 ここではカラーズの3人の特定の言動の回数をエピソード単位で集計しています。カウントする判定の難しい項目もあり、数え間違いの可能性もありますが、大まかな傾向としてご覧ください。筆者の個人的感覚に基づき、キャラクターの「表面的イメージ」と「もう一つの顔」の出現頻度を比較するつもりで項目を選定してあります。各項目の意味は以下の通りです。

泣く:泣いている、涙目になっているエピソード数。結衣の表面的イメージの指標として選定。
キレる:怒っているエピソード数。結衣のもう一つの顔の指標として選定。他の項目にも言えますが、数えるべきかどうか判定の難しい描写もあり基準はガバガバです。
ナチュ畜:ナチュラル畜生の略。何気なく行ったひどい言動をカウントしています。結衣のもう一つの顔の指標として選定。
「うんこ」:「うんこ」と発言したエピソード数。さっちゃんの表面的イメージの指標として選定。
気遣い:主に人と人の仲を取り持つような形での気遣いをカウントしています。さっちゃんのもう一つの顔の指標として選定。
武力行使:踏みつけのような直接攻撃から、物の投げつけ、対物攻撃までカウントしています。琴葉の表面的イメージの指標として選定。
ショック:ゲーム下手を指摘される等してショックを受けているエピソード数をカウントしています。琴葉のもう一つの顔の指標として選定。
泣く、「うんこ」、武力行使と3人それぞれの「表面的イメージ」が色濃く出ています。一方で、第8話「弱点さがし会ぎ」にてそれぞれの「もう一つの顔」が明かされました。第8話より前の第3話に「ナチュ畜」がカウントされていますが、これは斎藤から「お前らクズにも程があるな」とつっこまれる発言をしていた事からカウントしました。

2巻でも「表面的イメージ」が現れるエピソードが多くありました。第16話「ゴミひろい」では3人とも「もう一つの顔」を見せました。

結衣が泣くエピソードよりもキレるエピソードの方が多くなっています。第26話「とぶ はたく まわる」での「武力行使」カウントは、紙飛行機やコマなどを標的にした対物攻撃を数えたものです。

見落としているだけかも知れませんが、さっちゃんが「うんこ」と言っていない……!? 全般的にカウント対象の言動が少ない巻でした。ここまでの傾向では「気遣い」や「ショック」は巻ごとに1回ぐらいの割合になっています。

第5巻では結衣のナチュラル畜生っぷりが光っていました。一方の琴葉は武力行使を全くしていませんでした。第38話の「ショック」カウントは、ゲーム絡みで精神的ダメージを受けたものではありませんが、驚きと恐怖によるショックを受けていそうな描写だったので含めてみました。


3人とも1種類ずつしかカウント対象の言動をしていません。琴葉は割りばしを上手く割れなくてショックを受けているとカウントし、50話の結衣については、さっちゃんの「スカウトされる」発言を無視して話を進めた事をナチュラル畜生にカウントしました。カウント対象として選定した部分以外での個性の発揮が増えているようです。


回数で見ると結衣のナチュラル畜生が圧倒的に多いです。さっちゃんのうんこ発言は1回のみであり、琴葉は5巻以降武力行使をしていません。琴葉がさっちゃんに優しさを見せたり、ある理由から「うんこ」を連呼したりしている他、さっちゃんもあえて押し黙ったり、結衣のモノマネをしたりと、ネタがより多彩になった事によってカウント対象の言動が減っているのではないかと考えられます。




結衣のナチュ畜は多く見られた一方、泣く機会はめっきり減り、また、さっちゃん・琴葉のカウント対象の言動もほとんど見られない状態となっており、やはりカウント対象以外の言動による個性の発揮・ネタが多くなっているようです。



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