画風の変化

 ここでは「三ツ星カラーズ」の画風の変化について記述します。

☆第1巻

・第1巻序盤(読み切り掲載時代)

 第1巻第1・2話は読み切り掲載時代のエピソードですが、後のエピソードの絵と比較すると画風の違いが見て取れます。
第1話より引用。細い線で描かれている点や、結衣の髪の描き方などが後の画風との大きな違いです。琴葉は目が切れ長(?)気味に描かれる事が多いですが、“そういう表情をする機会が多い”のか“そういう顔形である”という設定なのかは分かりません。

第2話より引用。大人も含めて人物全員の頭身がやや低めに描かれており、カラーズがより幼く見えます。

・第1巻中盤

第5話より引用。読み切り版と比べると頭身が高くなり、顔の雰囲気も変わっているように見えます。


・第1巻終盤

第7話より引用。第1巻中盤と比べると顔の輪郭、目の描き方が変化するなど少しずつではありますが全体的に画風が変わった事が見て取れます。



☆第2巻

・第2巻前半

 第1巻後半の画風に近いですが、結衣の前髪の描き方に変化が見られます。
第10話より引用。上記の第1巻終盤の画風と比較すると結衣の前髪がもっさりした感じになっています。

・第2巻後半

第15話より引用。第2巻の最初(第11話辺り)までは髪の毛などの細かい部分は細い線で描かれる事が多かったのですが、この頃からほぼ全ての箇所が太い線で描かれるようになりました。結衣の前髪が4~5本の束で表現されるという最新第6巻でも見られる描き方も確立し始めています。また第14話より、結衣のみ常時頬が赤く描かれる(頬に斜線が描かれる)ようになりました(それまでは3人全員の頬が常時少し赤く描かれていました。第14話以降も状況によってさっちゃん、琴葉が頬を赤くする事はあります)。




☆第3巻

 ・第3巻前半

第22話より引用。初期の面影を残していた第2巻後半とは若干雰囲気が変わっているように見えます。前述の通り、通常時は結衣のみ頬が赤く描写されています。

・第3巻後半

第25話より引用。結衣の前髪の描き方が若干変わったように見えますが、それ以外は第3巻前半と比較しても大幅な変化は無いように思われます。



☆第4巻

・第4巻前半

第29話より引用。大幅な変化は無いように見受けられます。第4巻前半までがアニメ化されており、アニメ版のキャラクターデザインは第4巻あたりを基準にしているように思われます。

・第4巻後半

第36話より引用。やはり大幅な変化は無しと言えそうです。



☆第5巻

・第5巻前半

第37話より引用。4巻と比べても大幅な変化は無いように見えます。

・第5巻後半

第42話より引用。第39話あたりから目が少し大きく描かれるようになりました。



☆第6巻

・第6巻前半

第44話より引用。第5巻後半に比べると少しだけ目が小さくなっていますが、第4巻までと比べると大きいようです。

・第6巻後半

第48話より引用。第6巻前半と比較すると特に大きな変化は無さそうです。



☆第7巻収録予定分

第54話より引用。第6巻と比べて大きな変化は無さそうですが、若干目の輝きが強くなっているようにも見えます。




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